施設長日記since’07

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海苔の佃煮「アう!」
ランドン先生はアメリカのユタ州出身の英語講師で、LIAに赴任して早2年が過ぎようとしています。優しく穏やかな性格のランドン先生は、子供たちの人気者でみんな抱き着きにきます。そんなランドン先生は、私がお昼ご飯の付け合わせに買ってきた日本人なら誰もが知る海苔の佃煮「アラ!」を見て、「それはなんだ?」とたずねてきました。工業用のタールではないかというので、瓶の蓋を取り、彼に匂いを嗅いでもらいました。すると「海の匂いがする。これは海藻だ!」といっていました。そして少し日本語ができる彼は、ラベルの文字を見て「アう!」ですって。私感ですが、アメリカ人は生卵や馬刺しなどを食べず、我々日本人がそれらを好むことに驚くようです。ぶりのお頭の煮つけにも驚愕してたことがありました。過去に私は、こうしたものをアメリカやカナダの友人達の前で食していた時、野蛮人扱いまでされた程です。この黒い海苔の佃煮を見て、おそらく、ランドン先生も日本人の食生活を奇妙に感じていることしょう。
施設長
たんみぃ日本女子アマへ

英語バイリンガル保育園の卒園生で、現在アメリカンスクールに来ているたんみぃこと森村美優は、高知県のグリーンフィルゴルフクラブで行われた第40回四国女子アマチュアゴルフ選手権競技で2日間を146ストロークの+2で終え、4位タイに入り入賞しました。この結果、日本女子のアマチュア競技の最高峰、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技出場の切符を手に入れました。現在LPGAで活躍している香川県出身の森田遥プロも中学生で日本女子アマに出場していますが、県内の中学生が日本女子アマに出場するのは、たぶんひさしぶりのことだと思います。たんみぃは、この大会のために多くの時間を使い準備してきました。力及ばず優勝には手が届きませんでしたが、目標の一つをクリアできたことを喜んでいます。今後は、日本女子アマに向けてまた準備をしていきたいと思います。四国新聞電子版のリンクを張っておきます。記事はこちら


施設長

第9回卒園式
桜が満開に咲くころ、高松校のスタークラス16名が、バイリンガルのフォースを携えて卒園式を迎えました。16名の卒園生は9回目の卒園式にして過去最多です。卒園生は1歳児のころから英語を始めた子もいましたし、2歳以降に途中入園された子もいました。中には年長の7月から他県から転入してきたお子さんもいましたが、全員がバイリンガルになり、英語が日常会話で使えるというだけでなく、読み書きもかなりの実力で、同年代のネイティブスピーカーと変わらないほどの英語力を獲得している子もいます。卒園式では、一人一人が英語でのスピーチを行い、両親への感謝の気持ちとこれからの抱負をそれぞれが語ってくれました。他県へ転出する園児を除き、全員の卒園生が小学生向けのクラスアメリカンスクールに進み、引き続き当アカデミーで英語の力を磨く予定です。この子達が将来世界で活躍すること希望しています。写真上は卒園生とアメリカ人講師3名とイギリス人講師1名との記念撮影、写真下は、卒園生たちが卒園式後に角帽を一斉に天高く揚げる様子です。
施設長
夕方開催成果発表会
今年の成果発表会は、コロナ禍で例年のように全園児を対象とするものではなく、年少以上で開催し、密を避けるため例年使用しているホールの倍以上の大きさがある国分寺ホールを会場として行いました。また、場所の都合で夕方開催となるなど、多くの面で例年と違ったやり方で行われました。各クラスで成果発表会に向け多くの時間を準備に充て、特に年長スタークラスの演劇は練習した成果を保護者の皆様にご披露できたと自負しております。写真はスタークラスの演劇の場面です。生まれて初めて手紙をもらって喜ぶカエル君とこっそり手紙を送ったカエル君が寄り添う場面、英語で演技することはもちろん、感情のこもった迫真の演技でした。(写真は保護者提供)
施設長
鬼がリアルすぎて...
太陽と地球の位置関係で決まる今年の節分は、2月2日でこれは124年ぶりのことだそうです。この日、高松校でも恒例の節分の行事が行われました。昨年から、保護者の方が鬼に扮して来園してくれていますが、今年の鬼は、保護者自らコスチュームを用意し来園頂きました。初めは、鬼に見立てたボードに、豆の代わりにプラスチックのボールをぶつけて、「Demons go away!」と楽しそうに叫んでいた子どもたちも、鬼が部屋に入ってくると様子が一転、先生にしがみつき顔をこわばらせ、一瞬で恐怖に包まれました。特に保護者が用意してくださった鬼のコスチュームがリアルすぎて大変恐ろしい表情でしたのでたまりません。中には鬼に抱きかかえられる子どもたちも。しかしそんな鬼に勇敢にもボールを投げて立ち向かう園児もいて、ついには鬼は退散していきました。一年の邪気を払い、すべての子どもたちが健やかに育てと願っています。
施設長
氷点下の冷え込みの中で
昨日高松では珍しくなった雪がアカデミーの園庭でたくさん降り、そんな様子を子どもたちは大喜びで園庭に出ていきました。積もるほどではなかったものの、こんなに雪が降ってくると積もるかなっていう希望を感じ、子どもたちだけでなく大人の私たちも少しうれしい気持ちになります。そんな中、保育士の先生が氷を作ろうと、プリンのカップに色とりどりの水や園庭の花壇に咲く冬の花々を入れて、子どもたちと凍るかどうかの実験をしてみました。天気予報通り氷点下2度の厳しい冷え込みになったこの日は、すべてのカップが完全に凍り付き、実験は見事に成功しました。子どもたちは花々の入った氷を取り出して、そっと手の平に乗せ眺めていました。寒い冬のひと時の子どもたちの記憶に残る実験になった事でしょう。
施設長
たんみぃ今季2勝目

クリスマスのこの日、第41回四国中学校ゴルフ選手権春季大会(公式戦)が徳島県のJクラシックゴルフクラブで第二ラウンドが行われ、当アカデミーの卒園生で元この日記のモニター役、たんみぃこと森村美優(2年生)が、2日間でトータル151の7オーバーで今季2勝目を挙げました。この大会の為に多くの時間準備してきたたんみぃは、初日は雨の中2オーバーにまとめて首位に立つと、二日目は強風が吹き上げる難しいコンディションで周りの選手がスコアーを崩す中、世界ジュニアを制すなどの経験を持つ菊田ひな選手の猛追を受けましたが逃げ切り、優勝となりました。写真はたんみぃ(右)と1年生ながら準優勝した菊田ひな選手(左)です。この結果、写真の二人を含む上位7名が、2021年3月に行われる全国大会にコマを進めました。 試合結果はこちら

施設長

クリスマス2020
アカデミーでは恒例のクリスマス会が行われました。今年のクリスマス会もクラスごとに歌の発表や、普段のレッスンで予め練習をした「サンタクロースが街にやってきた」の英語の歌で全員でダンスを踊りました。子どもたちにとって待ちに待ったクリスマスですが、サンタクロースに扮したトロイ先生が登場すると誰もが大喜びで大歓声が上がりました。5種類のクリスマスケーキも用意され、子どもたちがそれぞれの好みで選んで頬張っていましたよ。何人かの子どもたちは、家に帰ったらサンタさんがプレゼントを持ってきてくれると目を輝かせて教えてくれました。
陽子
園外保育2020

バイリンガル保育園では毎年バスに乗って園外保育に出かけていますが、今年は、しろとり動物園に行き、3歳児から5歳児の園児が参加しました。出発時は小雨で天候が心配されましたが、到着するころには雨も上がり、天候も回復しました。子どもたちは普段見られないたくさんの動物を前に大変興奮した様子で、自然と駆け足になっていました。大きな象や背の高いキリンを見たり、ハムスターやうさぎなどの小動物にも触れ、英語での口数も増えていました。ホワイトタイガーやライオンの猛獣も手を伸ばせば届きそうなくらい近くで見られてよかったです。あちこちと歩きまわり、次第におなかもすいてハングリーと言いだしていましたが、お弁当タイムでは広げた敷物に座り、お家の人に作ってもらったお弁当をみんなで楽しく食べられたこともいい思い出になったのではないでしょうか?
動画はこちら


施設長

ハロウィン2020
コロナウイルスで、行事が縮小される中、楽しい活動であるハロウィンは今年も例年通り行いました。子どもたちは、それぞれがご両親の気持ちの入ったコスチューム姿で登園し、外国人講師と記念撮影をしていつもと違う一日の始まりを迎えました。ハロウィンにまつわる英語のお話をアメリカ人講師のトロイ先生からしてもらい、それぞれのコスチュームのファッションショーを行いました。その後も宝探しや風船バトルリレー、蜘蛛の巣リレーなどで楽しみ、お待ちかねの「トリックオアトリート!」でたくさんのお菓子をもらっていましたよ。写真は、「魔女の宅急便」の主人公キキとそのボーイフレンド、トンボに扮した姉弟園児とサブリナ先生です。保護者の皆様、子供たちの華やかな衣装をご用意頂き、ありがとうございます。
施設長
四国ジュニアゴルフ優勝

第29回四国ジュニアゴルフ選手権秋季大会が10月25日高松カントリークラブ城山コース(6000ヤードパー70)で行われ、当アカデミー卒園のたんみぃこと森村美優(中学2年)が、-1の69をマークし、中学生女子の部で優勝しました。中学生になって以来、公式戦で優勝するのは初めてです。今年は、新型コロナウイルスの影響で、すでに内定していた春季全国大会や緑の甲子園とも呼ばれる夏の大会も中止となり、この時期にきてようやく中学2年生としての公式戦の初戦でした。そのような中、先行して行われた日本女子オープン予選やゴルフダイジェストジュニア特別大会、兵庫県レディースなど、出場できる試合にはできるだけ出て公式戦に向けて準備してきましたが、そのかいあってこのように優勝できてよかったです。これを弾みに、12月に行われる公式戦2戦目となる第41回四国中学校ゴルフ選手権春季大会も優勝を狙っていきたいと思います。試合結果はこちら(リンク切れの際はご容赦ください。)
たんみぃパパ

アンカーにバトンタッチ
コロナ禍の中、高松校では年間予定通り運動会を開催しました。通常だと、丸亀校と合同で行う運動会ですが、今年は各校別々で、入場人数を制限しての開催となりました。それゆえ例年に比べてかなりこじんまりとした感じでしたが、それでも徒競走や各学年ごとのダンスは、例年通り力を入れて練習をした成果を披露しました。大トリの年長スタークラスによるリレーでは、クラスが赤組と青組に別れ、一人1周50メートル×8人の白熱したレースを行いました。写真はリードする赤組のアンカーがバトンを受け取った瞬間とそれを応援している子どもたちの様子です。来年はどのような形で開催できるかわかりませんが、今後もこのような機会を通じて子どもたちの成長を見てもらう良い機会にしていきたいと思います。
※写真は保護者提供
施設長
チャレンジお泊まり会’20
園では、年長スタークラス対象に沖縄ホームステイの練習として2013年からチャレンジお泊まり会を毎年企画しています。残念ながら、今年は新型コロナウイルスの影響で、沖縄ホームステイは中止が決定しましたが、お泊まり会は行うことができました。3人から4人のチームでカレーの材料を分担して、外国人講師と保育士たちの引率のもと、近くのスーパーまで歩いて移動し、割り当てを受けた材料を調達しました。子どもたちはチーム内で協力して、目的の食材を素早く調達していたとか。その後、調達した材料を切り分けるところまでチームの子どもたちで行いました。カレーは、子どもたちが考えた野菜がたっぷりで、自分たちで作ったという思いだと、味も格別です。今年も一人の夜泣きも出ず、1泊の前後の通常保育と合わせておよそ36時間を全く日本語を使用することなく英語で過ごしました。
施設長
夕涼み会ごっこ
毎年恒例となっている夕涼み会は、今年はコロナウイルス感染症の影響で開催しないことが決まりましたが、園では代わりに夕涼み会ごっこと題して、夕涼み会の縮小版を非公開の形で開催しました。夕涼み会ごっこでは、色とりどりの甚平や浴衣姿の子どもたちもいて、クラスごとの歌の発表をオンラインで各家庭に配信しました。そのあとはお楽しみにのゲーム大会です。ストラックアウトやワニワニパニックのゲームをグループごとに行いました。特に魚釣りゲームでは、お面や光るうちわ、シャボン玉作り機などが当たるとあって、子どもたちは真剣に取り組んでいました。園庭では、かき氷がもらえ、暑い夏を涼しく過ごしていました。帰りにはお迎えに来たお家の方と一緒にヨーヨー釣りに挑戦、たくさん釣れたら釣れただけ持って帰れるので、こちらも一生懸命でしたよ。毎年このころになると、そろそろ夏の終わりで、虫の音が聞こえる秋の気配を感じる頃になります。
施設長
今年最後の水遊び
アカデミーでは暑い夏をのりきるために例年プールを実施していましたが、水着でプールに入る活動は自粛したものの、代わりに、普段着のままでプールを出して水遊びをしました。子どもたちは、青々と成長した芝生の上で裸足になり、水鉄砲を片手に水をかけあっていました。先生が油断をしていると、背後にそうっと近づき、バケツに入れた水を一気にかけてくる子もいて、みんなびしょびしょです。水をあびると、暑い空気もひんやりと感じられ、過ごしやすく感じました。みんな水遊びが大好きですね。私も子どもの頃に帰ったように、園児たちと水遊びを楽しみました。
施設長
大型バスと綱引き
今年度の親子遠足が、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。そんな中で、子どもたちに「少しでも喜んでもらいたい」「笑顔を取り戻してもらいたい」と東交バスさんが企画した『バスタイム for チルドレン ~大型バスの無料出張サービス~』で大型バスが園にやって来ました。子どもたちは、大型バスに乗れるということで大興奮。停車中のバスの窓に思い思いの絵をクレヨンで落書きしたり、運転席の大きなハンドルを動かしてみたり、荷物室を両サイドからくぐり抜けたりして楽しみました。最後は大型バスと綱引きをして力いっぱい引っ張ります。子どもたちの力ではバスを動かせませんでしたが、先生たちが加わると、少しバスを動かすことができました。普段は体験できないことをさせてもらい、きっと子供たちの思い出の一ページに刻まれたことでしょう。企画してくださった東交バス関係者の皆様、ありがとうございました。次の園外保育では、是非とも利用させていただきたいと思います。
施設長
今年も雨の七夕
七夕は、雨の印象があります。毎年、前日に山へ笹を取りに行っていましたが、どの年も雨の中で笹を切り出していた記憶しかありません。梅雨時ということでしょうがないのかもしれませんが、こう雨ばかりだと一年に一度会えるという織姫と彦星はずいぶん会えてないことになりますね。園でも、雨の中へ笹を取りに行かなくてもよいように、昨年から笹風の造花を導入しています。園児は登園してくると、それぞれが笹に願いを書いて吊るしていました。どうしても雨だと室内での飾り付けとなってしまいます。雨の七夕よりは晴れてお外で笹を風になびかせたいものですね。子どもたちと一緒に写真に写っているのは、当保育園の保育士先生です。七夕のこの日がお誕生日なのですが、毎年雨ということになりますね。
施設長
マスク姿で自転車
新型コロナウイルス感染症の影響で、園児たちはマスク姿で登園しています。今回の大災害は、私たちに感染症の恐ろしさやそれを防止するための方法や備えについてよく考えさせられるきっかけとなりました。消毒や手洗いの徹底は、今や日常の習慣となりつつあります。そんな中ではありますが、園の子どもたちは元気です。特に今年は自転車に乗れる子が続出しています。園には4台の自転車と4代のキックバイク、8台の三輪車がありますが、早々と三輪車とキックバイクを卒業した子どもたちは、園庭の外周コースでサイクリングの技術を磨いています。転んだりしてすりむくことはありますが、園庭内なので車にはねられる心配はありません。ある日突然自転車に乗る我が子を見て、親御さんもびっくり。早くコロナが収束して、マスクなしでも遊べる日がくればいいですね。
施設長
第8回卒園式
今年も年長スタークラスの全14名の園児たちが、言語としての英語力を携えて英語バイリンガル保育園を卒園しました。卒園生たちは、それぞれの住む地域の小学校へ入学していきます。思えば、卒園生の中には1歳の本当に小さいころ、まだ言葉を話す前に入園してきた子もいましたし、2歳で言葉が出だした頃に入園してきた子もいました。中には3歳以上になって、日本語ができるようになった状態から入園してきた子もいましたが、入園したとき、日本語しかできなかったそんな子どもたちも、園での生活であっという間に英語を話し始め、卒園生の全員が見事にバイリンガルになりました。読み書きでは、個々に得意不得意がありますが、公用語としての英語と考えると、日本語を全員が身に着けるのと同様に全員が同等に身に着けたといえます。完全といっていいほどの発音で、子どもたち同士が英語で話し合う姿を見ると、この子らをとても誇らしく思います。今後はこの特殊能力にさらに磨きをかけ、世界へ羽ばたいていってほしいです。
施設長
節分2020、恐怖の鬼たち
2月3日は節分ですが、園でも毎年この行事を行います。例年先生の誰かが鬼になるのですが、今年は2人のスタークラス保護者が鬼の役を買って出てくれました。園では2つの大きな鬼の絵が園舎につるされ、鬼の人形が玄関に腰を下ろしてなんだか物々しい様子の中、子どもたちがいつものように登園してきました。「今日は何かあるぞ」とワクワクドキドキしながらの登園でしたが、1時間目の途中、突然、恐ろし気な鬼が園に現れました。すると、大喜びする子と大泣きする子が。中でも一番小さいバタフライのお友だちは、アフロヘアーの恐ろしい鬼に大変恐怖している様子でした。それでも豆代わりのポン菓子を投げつけて、鬼は去っていきました。本当に怖かったね。
施設長